ブリティッシュコロンビア州バーナビー市の公立高校(Secondary School: 13歳から18歳まで)に打ち合わせに行ってきました。カナダの教育水準は国際的にみてもレベルが高いですが、バーナビー市はBC州の中でも上位3本指に入ります。
Burnaby South_entrance
アメリカと同じ教育プログラムであるAP(Advanced Placement) という成績優秀者対象のプログラムの中でも、特にレベルの高いAP Capstoneを認定された学校はカナダに10校あり、そのうち2校(Burnaby North, Burnaby South) がバーナビー市にあります。
AP CapstoneのDiploma(修了証書)を取り、大学の2年に飛び級したり、北米の有名大学に数万ドルの奨学金を得て進学する学生もいます。
尚、カナダ人俳優、マイケル・J・フォックスは、Burnaby South校の出身です。

全生徒向け教科は、基本科目の数学、英語、科学、社会、体育などのほかに、選択科目として、吹奏楽、ジャズ、ダンス、合唱、演劇、美術、料理、裁縫、木工、自動車整備、コンピューター、コンピューターグラフィックス、外国語(フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、日本語)、手話、各種専門スポーツなど多岐に渡っており、生徒は自分の好きな科目を組み合わせて単位を取得します。

面白いのは、一部の学校で授業の一環としてカフェテリアが生徒で運営されており、単位も取得できることです。人件費がかからないので、メニューの値段も安いです。

日本と違って先生が自分の教室を持っているので、生徒は授業毎に教室を移動します。
学校の建物や運動場は広大で、高校というよりは日本の場合で言うならちょっとした大学のような雰囲気です。

全学生数1500人前後のうち8%を上限にして海外からの留学生を受け入れています。現在日本人は各校平均で3,4人程度とのことです。少ないですよね。

ローカルのカナダ人生徒も人種ミックスなので、留学生と見た目で見分けがつかず、留学生も変な疎外感を感じることがないのは、移民が多いカナダへの留学の良さのひとつでしょう。

学校全体にいる数名のカウンセラーのうち、ひとりは留学生専門に世話しています。

入学時に仮に英語力が低くても、ELL (ESLと呼ばず、"English Language Learning=ELL") クラスで英語を勉強しながら、他の科目と組み合わせることができます。

宿泊はカナダ人家庭のホームステイです。

日本からカナダの公立中学高校に進み、そのまま北米の大学に進んだり、日本に帰りたい人は日本の大学に入学するのも、選択肢のひとつとして考えてはいかがでしょうか。



カナダ留学の現地エージェント
========================================
のびのびカナダ留学 ノビックカナダ
【問い合わせ先】
E-mail: info@nobiccanada.com
Website: www.nobiccanada.com
========================================


ブログランキングに参加しています。下をクリックして応援していただければありがたいです。


人気ブログランキングへ